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春の雨
少しずつ春の気配を感じながらも、今日の東京は冷たい雨が降っています。

自分が言うことではないかもしれませんが、本当に近頃ニュースを見ていると、こんな人たちが日本を動かしているかと思うと、なんだかもう、怒りを通り越して・・・。

公務員の新規採用を削減するそうです。
・・・???野田首相は、”震災の痛みを分かち合おうという、全体の話の中で理解してほしい”と言われたそうです。全く意味がわかりません。
若者の雇用を減らしたら、どうなるのか、お分かりにならないのでしょうか。ただでさえ、年金の納付率も下がり、とても問題になっているのに、これ以上納付率を減らそうとしているようにしか見えません。
消費税の話になると、”将来の子供達に負担をさせてはならない”と仰っているのに・・・別人なのでしょうか。
また、東日本大震災のがれきに関しても、なぜ、あんなに広域処理にこだわるのでしょうか?
自分は、広域処理、反対です。
低濃度とはいえ、震災前なら決して簡単に移動してはいけない程度の放射性物質を含んだがれきなのに、反対すると、なんだか冷たい人間のように言われます。なんだかおかしくないですか?
きちんと放射性物質に対応した施設ならまだしも、普通のゴミ焼却場で処理されるのです。東京では、すでに燃やされています。
自分の地元の松戸市も昨年の夏くらいから、高濃度に濃縮された焼却灰の処理に困っており(これは、普通に地元ででたゴミの焼却灰です)、”葉っぱや枝などは燃えるゴミに出さないでください”なんてことが、言われています。
燃やすと、濃縮されるのです。埋め立ての基準は、いつの間にか、従来の”セシウムで100ベクレル/kg”から”8000ベクレル/kg”になっています。(そして10万ベクレル/kgへの変更も検討されているそうです)
広域処理しないと、復興が進まない、と仰っている様ですが、広域処理は、全体の約2割だそうです。8割は地元で処理されるのに、2割の広域処理を受け入れないと復興が進まないっていうのは、かなり疑問が残ります。
愛知県では、処理施設を新設してまで受け入れようとしているそうです。??なぜ???東北にきちんと放射性物質に対応できる処理施設を新設して、そこで処理できないのでしょうか?その方が、雇用も生まれ地元の復興にもなるのではないかと思うのですが・・・。
がれきを受け入れると、国からかなりの補助金がでるそうです。それは、本来東北に落ちるべきお金なのではないのですか?
本当の意味での復興ということがなんなのか、自分自身もしっかり考えて、行動していきたいと思っています。

気を取り直して、靴のご紹介をしたいと思います。
春の雨_d0130092_12475065.jpgこちらは1足目のオーダーをいただきましたI様。

春の雨_d0130092_12464591.jpgVintage Lineです。
I様のご希望で、パンチドキャップトウ、アッパーのステッチは黒にさせていただきました。

また、お手持ちの財布の色に近い感じで、ご提案をいただき、染色させていただきました。ステッチの色が違うのですが、雰囲気としては、かなり近いものになっているかと思います。
たくさん履いていただけると嬉しいです。


季節の変わり目なので、久しぶりに先日風邪を引きました。
皆様も、何卒お気をつけ下さい。
展示会の日程ですが、近日中にお知らせできるかと思いますので、よろしくお願いいたします。
by boot_maker_oe | 2012-03-23 13:23 |


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